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歯の汚れの正体

2016年10月2日

先日、受付の中村さんが歯磨き指導についての記事を書いてくれましたので、

今日は当院の歯磨き指導の際に使用している顕微鏡で歯の汚れを見てみた映像をご紹介します。

 

 

歯の表面に付いている白いモヤモヤとした汚れ(歯垢、プラークあるいはバイオフィルムと呼ばれています)を

ほんの少しだけ取って顕微鏡で見てみると・・・

 

こんな感じで生きている細菌が動いている様子を見ることができます >o<

 

 

歯の汚れの正体は食べかすではなく、細菌やその死骸、排泄物です。

これらの中に虫歯や歯周病の原因菌がいて、取り除かなければどんどん増殖し、悪さをします。

歯磨きの重要な目的はこうした菌をできるだけ取り除き、

虫歯や歯周病、口臭をはじめとするお口の中のトラブルを予防することにあります。

つまり、歯磨き粉で爽快になっただけで、磨き残しが多いまま歯磨きを終えてしまっては

あまり意味がないと言えるのです。

すぐにまた増えちゃいますから・・・。

 

 

当院では矯正治療を始める前に、すべての患者様にこうした検査を行い、

ご自分の歯に付いている汚れを見て頂いて、

これらの菌がどこに付いているのかを分かりやすくするため染め出しをしてから

歯磨きの練習をして頂いています。

染め出しは歯の汚れている部分がピンク色になるアレですね。

落とすべき目標物がはっきりと見て分かるようになりますから、

ただ一生懸命磨こうとするよりもずっと効果的です。

 

 

最近の研究では、お口の中のこうした細菌がさまざまな体の病気と関連があることが分かってきました。

きちんと歯磨きすることがお口だけでなく全身の病気を予防することにつながるとしたら、

しっかりと毎日磨きたいものですよね。